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August 22, 2006

photographica(フォトグラフィカ)

デジタルで写真を撮り始めてはや10年。
とにかくいろいろあったけど
ようやく同じ目線で話ができる場が出来はじめた。

「そうそう!そういうこと!!」
photographica(フォトグラフィカ)は、私にとってそんな写真雑誌。
8/19発売のVol.4では、特集に作品とインタビューが掲載。
あと、表紙も・・!


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Posted by pmken : 7:15 PM | コメント (3)

August 21, 2006

妻有トリエンナーレ3

今回見て来た作品の中で、いちばん印象的だったのが
日大彫刻コース有志による「脱皮する家」

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写真を撮るには撮ったが、こんなものではない。
とにかく家一軒、彫刻刀で彫ってある・・・。
部屋全体が豪快なタッチのデッサンのようで、ものすごいインパクト。
とてもわかり易い上に初めて見る感触が新鮮だった。

詳しくはサイトの活動報告を参照

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Posted by pmken : 11:42 PM | コメント (0)

August 20, 2006

妻有トリエンナーレ2

今日は車を借りて自由散策。
昨日ゆっくり見られなかった作品を
改めて見て回る。

里山の短い夏は、生命力にあふれていて
ホワイトキューブで飼いならされた
中途半端なインスタレーションは、みんな
豊かな自然の方へ持って行かれてしまい、
人間の屁理屈が、いかにちっぽけな事か
思い知らされる(笑)

がんばれアーティスト!
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Posted by pmken : 11:59 PM | コメント (0)

August 19, 2006

妻有トリエンナーレ

昨日から、妻有トリエンナーレにきている。
妻有は新潟南部の里山で、冬には3~4mも雪が積もる豪雪の里だそうだ。

2000年から始まり、今年で3回目のこのアートフェス。
すでに作品数は320を越え、それらが760平方キロの広大なエリアに点在する。
スタンプパスポートが発行されているので、ポケモンばりにスタンプラリーに興じるのがよいが
とても1日2日で網羅できる規模ではない。

今日はひとまず、観光バスで巡るダイジェストツアーに参加。
朝から夕方までに主な作品だけ、およそ40~50点を駆け足で巡る。
感想は・・・「いいものもある。わるいものもある。」
フェスの規模が大きいだけに、作品のクオリティもまちまちだ。
ただ解説を聞くと、作家、主催者、地元の人々の密接な関係が
作品を生み出していて、ここに並ぶ作品は
ロケーションやそこに住む人々が
必ず作品の本質を成している。

こういった村おこし的なアートフェスといえば
18年ほどまえ、山梨の白州で行われていたアートキャンプがある。
当時美大生だった自分は、日帰りのつもりが
あまりの楽しさに、そのまま1週間ボランティアとして滞在し
山里のアートに浸ったものである。
まだ、エコとかロハスなどという言葉も無い時代に
自然と共生する試みに当時夢中になった記憶がある。

今回のフェスはそういったメッセージよりはむしろ
アートの社会に対する関係を模索しているという趣旨で
コレまた時代を感じた。

何はともあれ、知らない里山にぷらっと遊びにくる口実としては
とても健全で、かつとても贅沢である。

明日はフリートレッキングで残りの作品を巡る。

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作品も去る事ながら、道すがらの景色が「絵に描いたよう」だ

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「森の学校」キョロロにある美人林

Posted by pmken : 11:00 PM | コメント (0)

August 18, 2006

車窓

サマソニの翌日から、人並みの盆休みをとり
この夏3度目の名古屋へ。

いつも乗る新幹線から見える景色は
意外と見過ごしがちな、静岡の田園風景・・・。

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帰りの席は「山側」
このところ富士山には
嫌われっぱなし。
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今週は一旦東京に戻り「VOGUE」の撮影。
で、週末から夏休み後半戦に出かける。

Posted by pmken : 1:24 AM | コメント (0)

August 13, 2006

サマソニ06

久々のサマソニ参戦。

お目当ては、coachellaで見たdaftpunk
また見る事と、すこしだけメタリカ

やっぱりだけど、東京は観客のマナーがちょっと?
いつになったら成熟するのやら・・・。

daftpunkは例のステージセットで、圧巻か?と思いきや
途中、中だるみでこんなんだったっけ?とすこしがっかり。
いや、充分すごかったのだが、ここ3ヶ月の片思いで
期待が大きくなりすぎたのかもしれない。

となりのブースのTHE FLAMING LIPS
とても楽しかったと、そっちを見た人たちからは好感触の嵐。
そういうアタリはずれも野フェスの醍醐味ってことで・・・。

ところで、クリエイティヴマンさん、
室内のステージにも、モニタービジョン付けましょうよ。
来年こそは頼みます。


メタリカと
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daftpunk
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肖像権を守ります・・・w

Posted by pmken : 1:59 AM | コメント (4)

August 11, 2006

カタマリ01その2

とうとう、カタマリ01がやって来た。
聴いた印象はプリミティブ。
BOSEみたいなエンクロージャー複雑系とは対局の
とても素直な音がする。
味の素が入ってない中華料理、とか?
部屋でBGMを鳴らすには充分だ。

スイッチが自動だったり、ボリュームが付いてなかったり
リモコンも(まだ)無い。
でもなにも不便ではないし、かえってそれが潔く使い勝手がよい。
優れたプロダクトは、能書きがなくても
その佇まいだけで雄弁である、というやつである。


それもさることながら、これを作った
ギャンゼの細尾氏と直接会って話をする事ができた。

プロダクトの業界の限界や、その一方で
小さな会社が起こす可能性など、興味深い話を
いろいろ聞く事ができた。
この先も他に広げて行くのではなく
このアンプを地道に作り続けていくという。
世界は違うが、M&MやWtapsのようなマインドを垣間みた。


数十年後、このアンプがポルシェ911のような
プロダクトに成熟している事を願う。


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五重塔は付いてません・・・。evergreenという意味でw!

Posted by pmken : 12:04 AM | コメント (5)

August 5, 2006

カタマリ01

以前、この日記で吠えたことがあるが、
これだけ豊かな国なのに
まともなプロダクトが
本当に少なくなった気がする。

そんな昨今見つけた面白いオーディオ、カタマリ01

会社の姿勢といい文句無し。
デザインとは...つまりこういう事。

これぞあり方の一つだと思う。
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Posted by pmken : 12:13 AM | コメント (0)