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photographica(フォトグラフィカ)
デジタルで写真を撮り始めてはや10年。
とにかくいろいろあったけど
ようやく同じ目線で話ができる場が出来はじめた。
「そうそう!そういうこと!!」
photographica(フォトグラフィカ)は、私にとってそんな写真雑誌。
8/19発売のVol.4では、特集に作品とインタビューが掲載。
あと、表紙も・・!
Posted by pmken : 7:15 PM | コメント (3)
妻有トリエンナーレ3
今回見て来た作品の中で、いちばん印象的だったのが
日大彫刻コース有志による「脱皮する家」
写真を撮るには撮ったが、こんなものではない。
とにかく家一軒、彫刻刀で彫ってある・・・。
部屋全体が豪快なタッチのデッサンのようで、ものすごいインパクト。
とてもわかり易い上に初めて見る感触が新鮮だった。
詳しくはサイトの活動報告を参照
Posted by pmken : 11:42 PM | コメント (0)
妻有トリエンナーレ2
今日は車を借りて自由散策。
昨日ゆっくり見られなかった作品を
改めて見て回る。
里山の短い夏は、生命力にあふれていて
ホワイトキューブで飼いならされた
中途半端なインスタレーションは、みんな
豊かな自然の方へ持って行かれてしまい、
人間の屁理屈が、いかにちっぽけな事か
思い知らされる(笑)
がんばれアーティスト!
Posted by pmken : 11:59 PM | コメント (0)
妻有トリエンナーレ
昨日から、妻有トリエンナーレにきている。
妻有は新潟南部の里山で、冬には3~4mも雪が積もる豪雪の里だそうだ。
2000年から始まり、今年で3回目のこのアートフェス。
すでに作品数は320を越え、それらが760平方キロの広大なエリアに点在する。
スタンプパスポートが発行されているので、ポケモンばりにスタンプラリーに興じるのがよいが
とても1日2日で網羅できる規模ではない。
今日はひとまず、観光バスで巡るダイジェストツアーに参加。
朝から夕方までに主な作品だけ、およそ40~50点を駆け足で巡る。
感想は・・・「いいものもある。わるいものもある。」
フェスの規模が大きいだけに、作品のクオリティもまちまちだ。
ただ解説を聞くと、作家、主催者、地元の人々の密接な関係が
作品を生み出していて、ここに並ぶ作品は
ロケーションやそこに住む人々が
必ず作品の本質を成している。
こういった村おこし的なアートフェスといえば
18年ほどまえ、山梨の白州で行われていたアートキャンプがある。
当時美大生だった自分は、日帰りのつもりが
あまりの楽しさに、そのまま1週間ボランティアとして滞在し
山里のアートに浸ったものである。
まだ、エコとかロハスなどという言葉も無い時代に
自然と共生する試みに当時夢中になった記憶がある。
今回のフェスはそういったメッセージよりはむしろ
アートの社会に対する関係を模索しているという趣旨で
コレまた時代を感じた。
何はともあれ、知らない里山にぷらっと遊びにくる口実としては
とても健全で、かつとても贅沢である。
明日はフリートレッキングで残りの作品を巡る。
作品も去る事ながら、道すがらの景色が「絵に描いたよう」だ
「森の学校」キョロロにある美人林
Posted by pmken : 11:00 PM | コメント (0)
車窓
サマソニの翌日から、人並みの盆休みをとり
この夏3度目の名古屋へ。
いつも乗る新幹線から見える景色は
意外と見過ごしがちな、静岡の田園風景・・・。
帰りの席は「山側」
このところ富士山には
嫌われっぱなし。
今週は一旦東京に戻り「VOGUE」の撮影。
で、週末から夏休み後半戦に出かける。
Posted by pmken : 1:24 AM | コメント (0)
サマソニ06
久々のサマソニ参戦。
お目当ては、coachellaで見たdaftpunkを
また見る事と、すこしだけメタリカ。
やっぱりだけど、東京は観客のマナーがちょっと?
いつになったら成熟するのやら・・・。
daftpunkは例のステージセットで、圧巻か?と思いきや
途中、中だるみでこんなんだったっけ?とすこしがっかり。
いや、充分すごかったのだが、ここ3ヶ月の片思いで
期待が大きくなりすぎたのかもしれない。
となりのブースのTHE FLAMING LIPSは
とても楽しかったと、そっちを見た人たちからは好感触の嵐。
そういうアタリはずれも野フェスの醍醐味ってことで・・・。
ところで、クリエイティヴマンさん、
室内のステージにも、モニタービジョン付けましょうよ。
来年こそは頼みます。
メタリカと
daftpunk
肖像権を守ります・・・w
Posted by pmken : 1:59 AM | コメント (4)
カタマリ01その2
とうとう、カタマリ01がやって来た。
聴いた印象はプリミティブ。
BOSEみたいなエンクロージャー複雑系とは対局の
とても素直な音がする。
味の素が入ってない中華料理、とか?
部屋でBGMを鳴らすには充分だ。
スイッチが自動だったり、ボリュームが付いてなかったり
リモコンも(まだ)無い。
でもなにも不便ではないし、かえってそれが潔く使い勝手がよい。
優れたプロダクトは、能書きがなくても
その佇まいだけで雄弁である、というやつである。
それもさることながら、これを作った
ギャンゼの細尾氏と直接会って話をする事ができた。
プロダクトの業界の限界や、その一方で
小さな会社が起こす可能性など、興味深い話を
いろいろ聞く事ができた。
この先も他に広げて行くのではなく
このアンプを地道に作り続けていくという。
世界は違うが、M&MやWtapsのようなマインドを垣間みた。
数十年後、このアンプがポルシェ911のような
プロダクトに成熟している事を願う。
五重塔は付いてません・・・。evergreenという意味でw!
Posted by pmken : 12:04 AM | コメント (5)
カタマリ01
以前、この日記で吠えたことがあるが、
これだけ豊かな国なのに
まともなプロダクトが
本当に少なくなった気がする。
そんな昨今見つけた面白いオーディオ、カタマリ01
会社の姿勢といい文句無し。
デザインとは...つまりこういう事。
これぞあり方の一つだと思う。