May 4, 2008
TAXIDERMIA
GWまっただ中、「タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜」をみる。
NHKが出資しながら放映できなかったといういわく付きのエログロ悪趣味ファンタジー。
タイトルと予告編からはアートで文学な作品を想像したけど、なんのその。
映像はキレイだけど、かなりB級カルトでマンガチック&マニアックな仕上がり。
って言ってもジョン・ウォーターズみたいなとことん下品でもなく
何だか品格が保たれている不思議なバランス。趣味の良い悪趣味??
詳しい解説は他に委ねるとして、まあそれなりに面白かった。
先のJUSTICEしかり、映像が過激に見えるので最初は拒絶してしまったけど
実は誰もが持っている人間の闇の部分を描いている、ということに気付き始めると
嫌悪も薄れてきて、タブーの共犯者な気持ちにされてしまったのが悔しい。
何にしろ、気持ちに余裕が無いとこういった作品は楽しめないと思う・・・。
投稿者 pmken : May 4, 2008 7:44 PM
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