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2005年08月14日

チームアメリカ

やっと見てきました、映画「チームアメリカ・ワールドポリス」
昨年からずっと待っていて、デスクトップの壁紙にまでしていたのに
いまごろ日本公開なんて、遅すぎます。
でも、映画は最高!っていうかトレイ・パーカー&マット・ストーンが
またしてもすごいです。

何でもCGで過激な映像が作れる昨今、
ウルトラアナログな人形劇をやるところがまず二重丸。
本家のサンダーバードも、リメイクを実写にしないで
このくらい根気よく作ってほしかったです。
「もう二度と人形なんてみたくない!」というのが
全米公開での2人のコメントらしいのですが
映画の内容とは裏腹に、人形や後ろのセットなどの作り込みは
メチャクチャ丁寧で、表情も豊か、ハンパなくものすごい表現力。
それほどまでに妥協しないで作り込む姿勢に三重マル。
でも歩き方はショボくて、ド派手に爆発して、話はお下劣で愚直、みたいなバランス感覚が
「サウスパーク」同様、相変わらず冴えていてツボにはまりました。

特定の人物をコケにしていく芸風は正直好きではないですが、
それでも悪い気がしないのは、彼らの立ち位置がニュートラルで
たいらにすべてを茶化しており、押し付けがましくないからでしょうか?
時事ネタを扱いながら、作者側からのメッセージが希薄でナンセンスなまま、
というのが至極今っぽく、かえって考えさせられます。

そいえば、コレを見てウィリアム・クラインの「ミスターフリーダム」を
思い出したのは、私だけでしょうか?

2006年01月27日

トムとジェリー

どうしたことか? あのテーマ曲が頭の中で鳴り止まなくなり、DVD10枚オトナ買い。

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いつ見てもいい。

私世代には、ドリフと並ぶスラップスティックのお約束バイブル。
夕方の再放送アニメの王様として君臨していましたよね。
笑いのツボが、反射神経のレベルで刷り込まれている。
全てはココで学んだといって構わない。

「猫が鼠を追いかける」というプロットだけで
こんなに膨大な量の作品を産み続けたなんて
マンネリの元祖とも言えます。が、それでいてどれも面白くハズレが無い。

主に初期作(ウィリアムハンナ&ジョセフバーベラ)が秀逸なのは、言わずもがなですが
チャックジョーンズのやつも、今見ると柳原良平っぽい絵だったりして、時代のイロがよく出ており、
別のカートゥーンとしてみれば今なら許せます(笑)

そんな中でも、いちばん大好きだった最初期の作品「勝利は我に」が
実は第二次大戦中の制作で、国威高揚がテーマだったりしたのが、
子供心で無邪気に見ていた作品だけに少しショックでした。


きちんと数えてないけど、全部で150話ぐらい入ってるはず。
しばらく楽しめそう!

2006年02月10日

AEON FLUX

ずいぶん昔、「MASSIVE ACTION FIGURE」という
ムック本を作っていた頃、サンディエゴのコミックコンベンションに
みんなで行ったことがあります。
当時日本ではあまり知られていない、いろんなアメコミの中でも
ピーター・チャンの作品のカルトっぷりには、かなりの衝撃を受け、
「AEON FLUX」グッズをずいぶん買いあさりました。
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それから10年、渋谷の街角で「AEON FLUX」という字面を見るなんて
ゆめゆめ思っておりませんでした。

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この「AEON FLUX」実写版、原作ファンとしてはちょっと・・・・。
アノは虫類っぽい動きと、シュールな世界観を出して貰わないと、ねぇ。

実のところ私、近年のハリウッド特撮映画苦手なんです。
本作もキツいオタク臭で、ぜんぜん突き抜けておりません。
ってトレイラーしか見てないんですが、もうダメな予感。
そんなダメ企画に「AEON FLUX」ほどの面白い原作が
使われてしまった事を、とても残念に思います。


シャーリーズ・セロンの首の太さだけが
原作とは正反対なのに
なぜかカッコイイ気がしました・・・・・。

2007年02月11日

ラスベガスをやっつけろ

自宅のmacがintelになったことで
いちばん良かったのは、yahoo!やGyaoの動画が
見れるようになった事。


で、このところよく見るのが映画。
ラスベガスをやっつけろ」が最近のヒット。最低にして最高!
テリー・ギリアム、ジョニー・デップ、
ベニチオ・デル・トロ、クリスティーナ・リッチ....面子だけでお腹いっぱい。

1971年を舞台に、60年代ドラッグカルチャーの終焉がコミカル&シニカルに描かれた。

60年代の夢のようなカウンターカルチャーもじきに衰退し、
若者たちもとうとう夢から目覚め、現実世界に飲み込まれていく。
自分たちが信じていたものは何だったのか?

エコノミストがマーケットという怪物を信じるように
イカレた若者はカルチャーという幽霊を信じている(笑)。
音楽にしろアートにしろ、それらとその背景が
生きるうえのアイデンティティにまでなっている。
美大まで行ってしまった小生もまさにその一人だからこそ
その幽霊が消えてしまった時の寂しさはよくわかる。

などと書くと重苦しい映画に聞こえるが
表面的にはぜんぜんお馬鹿なテイスト。
2年はやく公開のジャンキー映画に「Trainspotting」があるが
そこは英米の違いか、とにかく軽い!そのさじ加減、とにかく天才。

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2008年03月21日

no country for old man

コーエン兄弟のアカデミー賞受賞作を見る。
とても面白かったので、原作本も読破。
その原作との忠実さにまた驚いた。

まあ、テキサスが舞台というだけで個人的にはもう
好きな映画になってしまうのだが・・・w

今までのコーエン兄弟の印象はとにかく優等生。
って全部見たわけではないけれど、
脚本、演出、映像、キャスティング等すべてが
いつも完璧でとても安心してみていられる。
反面、作品の印象が淡白で心に深く残らない。
それが狙いだったと言ってしまえばそれまでだが
今回は違っていた。
いつもどおり映画の完成度は高く
ストーリーも淡々と進むのだが
最小限の台詞と演出で構成されていることもあり
見終わった後からいろんな疑問や印象がジワジワ湧いてきた。
デビッドリンチばりに、何度も見たくなる作品だ。
他人の原作だといくらか客観的になるのだろうか?
とにかく今までとはまた違った、更に磨かれた作り込みを感じた。

やっと彼らの魅力も分かったところで
この先5年後10年後にはもっと円熟してもらって
更なる作品がやってくるのを楽しみにしたい。

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