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June 22, 2014

PM登山部 番外編 ゴルナーグラート〜マッターホルングレッシャーパラダイス〜スネガ

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スネガのライ湖から望むマッターホルン
 
 
 
 
 
活動報告 番外編
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先日スイスのツェルマットを訪ねたので、
今回は番外編としてマッターホルン麓のハイキングを紹介。

マッターホルン登山の起点ツェルマットからは
他にいくつもの展望台に登るコースがあるのだが
今回はゴルナーグラート、マッターホルングレッシャーパラダイス、そしてスネガを訪ねた。

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まずはゴルナーグラート

ツェルマット駅の向かいから発車するゴルナーグラート鉄道に乗り込み
終点のゴルナーグラート駅へ。
 
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アプト式の登山列車に揺られること40分
 
 
頂上の駅(3,089m)には兀然と佇むホテルあり。
 
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そしてこの眺め。左からモンテ・ローザ(4,634m)、グレンツ&ゴルナー氷河、リスカム(4,527m)、カストール(4,226m) 、ポリュックス(4,091m)
 
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帰りにローテンボーデン駅で途中下車。
「逆さマッターホルン」で有名なリッフェル湖をたずねるハイキングのつもりが
6月にしてこの雪と氷に阻まれ、あえなく中止。。
 
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続いてグレッシャーパラダイス
 

こちらもツェルマットから今度はロープウェイを3つ乗り継いで一気に2200m登る。
 
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標高3883m、ヨーロッパ最高地点。晴天で見晴らし最高だが風が強く寒い。
気のせいか目がチカチカする。高山病?
 
 

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こちらも万年雪と氷河の世界。
ところがここはスキー場でもあり、目の前に連なるブライトホルン(4160m)の登り口でもある。
装備をそろえてガイドをお願いすれば2時間弱で登れるとか。

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確かによく見ると結構登ってる。

 
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初心者は4000mの雪山なんて絶対無理だと思っていたけど
次回きたらぜひチャレンジしてみたい。
 
 

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そして次はスネガ
 
こちらもツェルマットから今度は高速地下ケーブルカーで約3分。
2288mと標高はさほどでもないが、視界が開け陽気も良くハイキングには最高!
地元ではいちばん人気の場所とか。
冒頭の逆さマッターホルンはここの眺め。
ここから麓のツェルマットまで2時間ほどのトレッキングに出発。
 

歩き出しからこの風景。全開のユッキー隊員。
 
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昔アニメで見たハイジの世界。この地方の古い家はみんな石葺き屋根。
 
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ペーターはいないけど白黒のヤギがカウベル鳴らして草を食む。
 
 
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今日見た高山植物
 
 
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ツェルマットが見える崖
 

 
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途中道に迷って心配したけど、無事ツェルマットに下山。
 
 
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海外でトレッキングは初めてだったけど
いつもの日本とは気候もスケールも違い
貴重な体験だった。


おつかれさま

Posted by pmken : 7:14 PM | トラックバック (0)

Zermatt

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先日初めてスイスのツェルマットという街を訪れた。

ツェルマットはアルプス山脈の中でもマッターホルンのお膝元。
高級山岳リゾート地として、そしてアルプス登山の起点の街として
ヨーロッパでは有名な場所である。

山歩きの話は後日まとめるとしてこのツェルマット、
標高1600mの山奥で何と20年以上も前から内燃機関の乗り物が立ち入り禁止なのだそうだ。

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実際降り立ってみると、駅前は客待ちの馬車と電気自動車(EV)しかいない。

街の中を散策してみると
 
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トラックも
 
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果てはパトカーまでこんな調子。


町中は最高速度20km/hで音もなく走り、歩行者と共存している。
聞けばこれらの車は個人所有はできず、すべて業務用。
地元の町工場で作られ、いわゆる自動車用の鉛蓄電池で動いている。
住民はガソリン車を所有しても隣町のパーキングに停めておくしかないとか。


観光のためらしいのだが、近い未来を見ているような気もする不思議な街であった。
街並のかわいらしい建物と相まって街全体が遊園地みたいな雰囲気。
そして何より空気がおいしかった。


Posted by pmken : 6:20 PM | トラックバック (0)